『スズキ スイフトスポーツ ZC33』リアアクスルビームブッシュ & リアシム調整アライメント
サーキットメインにて、何時も駆け抜けているオーナー様と愛機。
っと試乗しましたが、おっかない走りを身に纏っておりましたね。
全く真っ直ぐ走らない。強烈な右流れ発生。
強烈なアンダーオーバー傾向にて、何時どのタイミングで飛んでいっちゃうのか?わからない恐怖感がありました。
特にリアの不安定さ。
リアタイヤのトラクションが全く安定せず、接地感全く無状態でしたのでアクセルを踏み込んで行けず。
既存の入庫時データ-は?
このデーターのままで走っていたら、何時何が起こってもおかしくないですねー。
サーキットを安全且つ楽しく走る為には、足回りのセッティング・アライメントのセッティングは必修ですよ。
当店オーナー様も多々サーキット走行をしていますが、絶対に何時も耳が痛くなる程言っている事があります。
『無事にサーキットに行って無事に楽しく走って無事に家まで帰ってくる事』
プロじゃないですからね。
愛機にもしもの事があっても、誰もお金を払ってくれません。
オーナー様自身がお金を払って、修復しなければなりません。
愛機はオーナー様の財産であり、愛機にダメージを与えてしまったら絶対にモチベーションがガタ落ち確定。
ですので何時も安全マージンをめいいっぱい確保出来る様なセッティングを、私は何時も施工しております。
既存でオーリンズぶっ込んである状態でしたが、全て組み直し・データー再算出・やり直し。
ついでにリアの
このアクスルビームブッシュを、
ピロ化していきます。
このアクスルビームブッシュのピロブッシュ化は、絶大な効果&体感&走り激変は確定的ですねー。
特にコーナー出口立ち上がり時のリアの動きが本当に美味しくなります!
フロントピロ化は全くオススメしておりませんが、リアフルピロ化は超ォ~オススメしている私です。
既存のブッシュを抜いて、
圧入ゥ~。
先程のデータ-。
まずこのリアデーターの悪さを払拭しなければ、お話になりませんね。
そしてリアに対してのフロントデータ-のアンバランスさ。
このバランスも全てやり直し。
更にフロント&リアアライメントデータ-に対しての前後車高バランス取り&車高調ストロークやプリロード等再算出。
リアはクスコのシムで調整出来るブツがぶっ込んでありました。
まあ初めてこの機構でのリアセッティングとなりましたが、セッティングの幅は何時も使っているシムより大きのですが、データー算出には根気がいり骨が折れますね(笑)
このシムを使って、
リアアライメントデーター算出して試乗してリアの動きを把握してフロントデーター算出して試乗して前後車高のバランスを整えて・・・・・・・・再度リアデーター手直し→試乗→フロント手直し→試乗→車高手直し・・・・・・をバケモノになるまで永遠に繰り返していくのが私のセッティングになっております。
結果。
コーナーワーク及びコーナリングスピード重視アライメントセッティング施工。
リアの動きが見違える程良くなりましてェ~ 恐怖感完全払拭によりアクセルをどこまでも踏んでいける様になりました(笑)
無事に激変!
このデーターを基準値とし、これからひたすら走り込んでもう一歩先のデーター施工していく形となります。
まあとりあえず、楽しく走っちゃって下さい♪