『VW GOLF7 TSI』ノーマル戻し 足回り ブレーキ ブッシュ圧入 アライメント NO,1
またまた当店入庫台数が多いVW GOLF7のバケモノ作成へ。
この子は既に10万Km走破しております。
オーナー様はぶっ潰れるまで愛機を乗り続けるとの事で気合が入っておりましたので、私は真心を込めましてバケモノにしてやります。
入庫時の試乗後。
・直進安定性が悪い。低速時・中速時・高速時共にあっち行ったりこっち行ったりと、路面状況においてハンドルがガチっとこない。フラフラする走り。
・アンダーオーバーが強い。コーナーワークが気持ちよくない。コーナー立ち上がり時の加速が悪い。
・走りが重い。走りがたるい。加速が悪い。
・乗り心地→リアはコツコツ感満載。フロント→ボヨンボヨンと抑えが効かない。
・ブレーキの効きが悪い。カックンブレーキ発生状態。
・左フロント→バコバコと異音発生状態。
などなどVW GOLF7の足回りが疲れて来た時の特有の走りなのは勿論ですが、既存の状態でダウンサスにて少し車高を落としていた状態にて、車高を落とす過程のやらなければならない作業をしてあるのか?って感じの走りでしたね。
さて、既存の入庫時のアライメントデータ-は?
オーナー様はほぼ新車時にダウンサスのみぶっ込んだとの事でしたが、やはり未セッティングのまま10万Km走破した形。
既存の取り付けも、ただブツをぶっ込んであるって感じでしたねー。
今回はリアからやっつけて行きます。
ショックはやはり安定のォーKONI アクティブ。
今までは純正ショックにダウンサスの組み合わせ。
今回はノーマルサス戻しのKONI アクティブの組み合わせ。
あくまでも私自身の考えですが、私が何時も作成しているバケモノなる走りへの最短の近道は、やはりノーマル車高ですかね。
フロント周りも
解体。
左フロント異音発生要因は、やはり常に潰れながら走っているアッパーマウントのヘタリ。
VW GOLF系のフロント周り足回りリフレッシュ時には、上記のショックアブソーバー周り構成部品のブツ交換がダイヤ加茂では必修交換とさせて頂いております。
アッパーマウントは先程も書きましたが、日々潰れながら走って異音発生要因となりますので、必修。
アッパーマウント下についているベアリングも常に左右に動いておりゴリゴリなどの異音発生要因になりますので、必修交換。
上記の3つの画像のブツ達、このフロント&リアの部品達がVW GOLF7のダイヤ加茂下回りレストアプランのNO,1になりますね。
このVW GOLF7の下回りレストアプランNO,1のブツ達を取付時、しっかりGOLF7の特有の車両誤差等にしっかり手を打っておく事。
この誤差修正作業を行うのか?もしくは行わないのか?ただブツ取り付けのみで終わってしまうのか?で、セッティング後の愛機の激変具合が大幅に変わってきますよー。
まあ私は既にGOLF7の下回りレストアを腐る程やっておりますので、お手の物ですな。