『スズキ エブリー DA17』新車時リフトUP後 右F強烈な異音抹殺! アライメント♪
当店の近くのファミリーマートで約30年ぶりにお会いした、同級生の愛機になっております♪
ぉお!!(゚ロ゚屮)屮
あッ!!金額面の高い・安いなどのトラブルは回避したいと日々思っておりますので、今まで基本知り合いの愛機は触らない様にしておりますが、本音を言って了承もらいましたので快くお受けした形です。
そこで!!ファミリーマートで会った時に、『足回りから凄い音がするので見てくれ』との事。
新車で新たな愛機をリフトUP & タイヤ・ホイルをぶっ込んであった状態。
今、流行りのやつです♪
試乗時、本当に凄まじい・尋常ではない位の異音が発生しておりましたね。
明らかに右前から。
… Σ(゚ω゚)
この手の異音要因は、何種類かありますねェ~。
異音抹殺の工程は1つ1つ潰していくのが私の基本になりますが、今回は探り工程の過程時にある程度絞り込んで行きます。
ちなみに全く参考になりませんが、私のこの手の異音抹殺方法。但し、足回り形状によっては、手段や順序が変わります。
1: まず、オーナー様と試乗して、異音確認。
2: まだこの時点で速攻足回りをバラさない。
3: 1G(車両がしっかり接地している状態)にてとある部分と、とある部分に手を当てながらハンドルを左右に切って、とある事を確認。
4: 0.5G(車両にジャッキをかけて、車両が完全に浮かない及び車両がしっかり設置していない中間位の接地感状態)にて、1番と同じ工程をやる。
5: 0G(完全に車両が浮いている状態)にて、1番と同じ工程をやる。
6: この3つの工程をやってから、タイヤ・ホイルを外す。
7: タイヤ・ホイルを外した状態にて、ストラットボルト&スタビを外す感じですが、この2つを外す前にとある部分をしっかり確認。
これ、左側ね。
これ右側ね。
何で!? 異音が鳴っていた右側の画像は1枚かって??
何でって!!1枚しか撮れなかったんです。私の全力の力を加えても!!レバー等を使ったら、壊れちゃうからねッ。
足回りを詳しい整備士さんなら、何故に!!??右側だけが1枚しか無いのか?この時点でピンッと来ているでしょねェ~。
私はこの時点で既にほぼ何が異音要因なのか?実はわかっちゃっています(笑)
( ゚Д゚)y \_ ポロッ
8: やっと足回りをバラしていきます。
純正ショックに、リフトUP用のバネをぶっ込んでありましたねェ~。
んッ!?この時点で既に少しおかしいんですよ。
おかしいでしょ。
あと右前のショックは、あの異音が発生した要因で、スプリングがズレてしまってましたね。
じゃあ、要因は?と言いますと、
すみません、配置が逆になってしまいましたが、向かって奥側が右前。向かって手前側が左前のバラした足回り構成。
左右で足回り構成部品の組み方の順番があってませんでしたね。
皆さんに、わかりやすい様に図面で説明。
本来は、この順序での組付けです。
この手の足回り形状車は、ハンドルを左右に切ると足回りも舵角して動きます。まあ一緒に動く感じですかね。
表現的に言いますと、図面の7番の部品を起点に足回り自体が動く形。
7番の取り付け位置が正しくなかったので、足回り自体が上手く動かなかったって感じでしょうか。
新車からこの状態のまま、約4,000Km走破状態にて、
純正部品もダメージがありましたね。
このスズキ エブリーのアッパーマウントは、ブッシュと金属で構成されている形。
今回の異音要因は、ハンドルを切った時に足回り自体が正しく舵角出来ず、アッパーマウントのブッシュがねじれて限界に到達した時にバキンッ!!ってとてつもない異音が発生。
このまま愛機を乗り続けていたとしたら、どうなるかって? 最悪の想定はこのブログでは書けませんね。すみません。
ってな感じでェ~ 足回りをバラしたので、
アライメントですなァ~。
もう何度もこのブログで書いておりますが、車高を落とすよりも車高を上げる方が愛機や走り的リスクは倍増するんですよ。
やはりこんな感じのデーターになりますので、しっかりリスク改善施工を施してながらアライメントセッティングしてあげましょうォ~。
(。-_-。)ポッ
あッ!!リフトUPしてても、マットタイヤ付いてても、ガンガン曲がれる様にしました(笑)
(u_u*)ホ゜ッ
っと、異音は治ったかって??
無事に底なし沼に沈めてやりました。普通に快適に走れますよー。
(*・ω・*)ポッ